外壁材もフェンスもシルバーに統一された建物に合わせて、玄関アプローチの鉄骨階段を施工しています。
だったら溶融亜鉛メッキ!
設計士さんからのご指定通り、今回の鉄骨階段は溶融亜鉛メッキ処理をしています。溶融亜鉛メッキは耐候性も高く、外部で使用される鉄骨製品ではこのケースが多いです。
階段の足元です。土間にアンカーで固定したあとに砂利を撒いています。手摺やササラ桁の鋼材はフラットバー。加工もしやすく見た目もシンプルに作れます。
玄関がやや高いところにあるため、アプローチするために数段上がります。下のスペースはアパート居住者の駐輪場になっています。
この手摺はササラ桁と一体となっており、重量もかなりでしたが、道路ギリギリまでトラックで運べたのでなんとか無事に搬入できました・・。フラットバーは中身が無垢(パイプのように中が空洞になっていない)なので、鉄がギッシリ詰まっており、重いです・・。
廊下の床板やステップは木板を使用しています。モダンな見た目!鉄骨階段に使用された溶融亜鉛メッキのシルバーが建物の外観とも溶け込んでいて自然ですね!
ちなみに、溶融亜鉛メッキは最初はピカピカした光沢をもっていますが、だんだんとトタンのような落ち着いた、マットグレーのような色合いになってきます。金属製の電信柱や、鉄塔を想像していただくとイメージしやすいかもしれませんね。同じように溶融亜鉛処理をされています。
裏から鉄骨階段をみると、玄関ドアの手前で少し床面積が広がっていますね。建て主さんのご希望や生活スタイルを考えて柔軟に設計を馴染ませていくことができるのが、オリジナル製品の良いところです。