空室対策の秘策?腰壁を手摺に。
アパートなど、空室を使ってリフォームする機会があります。生活設備の見直をしたり、住空間の刷新をして家賃アップや空室対策をするアパートの運営計画の一貫です。
好評をいただいているフラットバー手摺ですが、今回は改築リフォームの一貫として行われた手摺工事でした。上から見るとL型になっている形状で、転落防止のために設置されています。
実はこの手摺があったところは、以前は普通の腰壁でした。腰壁とは空間を仕切る小さな壁のようなもの。ちょうどこの手摺くらいの高さの腰壁が施工前にはありました。(写真撮っておけば良かった・・)
この腰壁を撤去し、スチールのオーダーメイド手摺を取付ることによって空間に仕切りがなくなり広く感じられます。また金属手摺はモダンな印象を与えてくれます。若いご夫婦やデザイン性にこだわる方には好まれるデザインです。
低コスト工事でも印象をガラっと変える
リフォーム工事で壁をぶち抜いて大きな部屋にするといった工事があるかと思います。出発点はそれと同じです。この手摺工事もリビングに開放感を与えて部屋が広く感じられます。当然、大きな内装工事とは違い低コスト。
素敵な大工さんとのコラボ工事
大工さんとのコラボ改築工事でした。現地で打合せをして弊社で手摺の設計図を書き、この手摺を置くボーダー(見切り材)の配置や彫り込み位置などを記載して、情報共有します。
ちなみに、この現場で出会った大工さんは本当に腕の良い職人さんでした。コミュニケーション能力も高く、気さくで、巧みな木工事をされていました。
きっとこんな大工さんだったらお施主様と一緒に素晴らしい改築工事ができることでしょう。
空室対策にもってこいの小さな工事
今回のオーダーメイド金物の手摺工事は改築に伴う手摺工事でした。オーナー様の建物運営計画(設備維持や家賃アップ)にはこのような内装工事も役に立ちます。
腰壁を撤去し、細身で開放的な金属手摺をつけることで空間に広がりが生まれ、部屋の印象がガラっと変わります。空室対策として、お部屋を探している方々にもアピールできるデザインになります。